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部屋がカビ臭い!よくある原因と対処法、臭いの元から立つ予防方法も解説!

部屋のカビ臭さについて書いた記事のアイキャッチ画像
★この記事からわかること!
  • 部屋がカビ臭くなる原因
  • 部屋のカビ臭ささへの対処法
  • カビ臭くなりがちな場所
  • カビ臭くならないための予防法

「部屋がなんかカビ臭い、、、」と感じている方もいるでしょう。

部屋のカビ臭さは単なる臭いだけの問題ではなく、湿気や汚れ、通気性の悪さなど生活環境のバランスが崩れているサインでもあります。

放置することで健康面はもちろん、家具や建物の劣化を招いてしまう恐れも。

この記事では、部屋がカビ臭くなる原因から対処法、カビ臭くなりがちな場所、日常でできる予防策などについて解説していきます。

ハウクリ研究所の横田

私は【ハウクリ研究所】の横田です!
ハウスクリーニング業者で約6年以上勤務していた業務経験を活かし、ハウスクリーニング・換気扇(レンジフード)に関する基礎知識や疑問、不安などを解決していける記事を執筆していきます!

目次

なぜ部屋がカビ臭くなる?よくある原因

天井にできたカビのしみ

部屋のカビ臭さには、必ず「湿気」「汚れ」「通気不足」などの原因があります。

まずは原因を正しく知ることで、再発を防ぐ一歩を踏み出すことができます。

【カビ臭くなる原因】
  • 湿度や結露
  • 換気不足からの空気の滞留
  • 通気が悪い場所がある
  • 掃除不足から皮脂やほこりが溜まり
  • 配管・壁の内部などにカビがある

湿度や結露

部屋の湿度が高いとカビが繁殖しやすく、特に結露が発生する窓際や壁面で臭いが強くなります。

結露は夜間の室温差や冷たい外気によって発生するため、特に冬場や梅雨は注意が必要です。

湿った状態が長引くと、カビは見えない場所にも広がり、壁紙の裏や家具の背面などにまで影響します。

そのため、除湿機やエアコンの除湿機能を上手に使うことが、カビ臭を防ぐ第一歩です。

換気不足からの空気の滞留

換気が不足すると湿気と臭い成分が留まり、カビ臭が強く感じられます。

特に窓を開けにくい部屋や窓のない部屋は空気の入れ替えがされにくく、リスクも高まります。

1日に数回、短時間でも換気を行うことが大切です。

ハウクリ君

サーキュレーターや換気扇を併用することで空気を循環させ、臭いのこもりを防ぐことができます!

家具やカーテンなど通気が悪い場所がある

家具の裏や押し入れなど、空気の流れが滞る場所はカビが発生しやすいポイントです。

壁にぴったりと家具をつけると通気が悪くなり、湿気が逃げにくくなります。

定期的に家具を動かし風を通すだけでも、カビ臭の予防に効果があります。

さらに、カーテンや布製品は湿気を吸いやすいため、定期的に洗濯して乾かすことで清潔な空気を保ちましょう。

掃除不足から皮脂やほこりが溜まっている

カビはほこりや皮脂などを栄養にして繁殖します。

床やカーペット、カーテン、エアコンフィルターなどに汚れがたまると、そこから臭いが発生することも。

特に湿気を含んだほこりはカビの温床になりやすく、こまめな掃除が欠かせません。

ハウクリ君

掃除の際は、掃除機だけでなく拭き掃除も取り入れることで、臭いの原因を根本から除去できます!

配管・壁の内部などにカビがある

壁の内部や床下、配管まわりなど、目に見えない場所にカビが発生しているケースもあります。

この場合、表面を掃除してもカビ臭が消えないことが多く、内部に原因がある可能性が高くなります。

「長期間臭いが続く」「特定の場所だけ臭う」などの場合は、専門業者による点検やハウスクリーニングを依頼することをおすすめします。

ハウクリ君

自分では対応できない範囲のカビは、早めにプロに相談することで健康被害を防げます!

カビ臭い部屋を今すぐにすっきりさせる方法

窓を開けて換気する部屋の様子

部屋がカビ臭いと感じたとき、まず意識したいのは「臭いの元を絶つ」ことです。

カビ臭は見えない場所に潜む湿気やカビ菌が原因であることが多く、放置すると家具や衣類、体調にも悪影響を及ぼします。

ここでは、カビ臭を解消し、清潔で快適な空間を取り戻すための実践的な方法について紹介していきます。

【カビ臭さへの対処法】
  • 換気で空気の入れ替え
  • カビ取り剤を使う
  • 消臭剤を使う
  • 重曹や消臭シートで一時的に中和する
  • 熱湯を使ってカビを死滅させる
  • アルコールをかけて死滅させる
  • エアコンのフィルター掃除をする
  • 布製品は日光や陰干しで乾かす

まずは換気で空気の入れ替え

最も手軽で効果的なのが換気です。

窓を2か所開けて風の通り道をつくると、湿気とこもった臭いを効率的に排出できます。

特に雨の日や冬場は空気がこもりやすいので、1日10分程度の換気を心がけるとよいでしょう。

さらに、空気清浄機やサーキュレーターを併用すると、空気の流れが生まれて効果がより高まります。

部屋の隅や家具の裏など、空気が滞留しやすい場所を意識して風を通すことがポイントです。

換気を習慣化することで、カビ臭の発生を予防する効果も期待できます。

ハウクリ君

雨の強さや外気の状況を見て、窓開け以外の換気を取り入れることも大切です!

カビ取り剤を使う

部屋のカビ臭を消すには、発生源となるカビを除去するのが重要です。

カビ取り剤には燻煙タイプやスプレータイプなどがあり、発生箇所や範囲に応じて選ぶと効果的です。

壁紙や天井などの広範囲にカビが出ている場合は、燻煙タイプで部屋全体を処理するのもおすすめです。

一方で、家具の裏や窓枠など狭い範囲にはスプレータイプが使いやすく、ピンポイントで対応できます。

使用後は必ず換気を行い、湿気がこもらないように乾燥させること大事です。

ハウクリ君

カビ取り後にアルコールで軽く拭き上げておくと、再発防止にもつながります!

消臭剤を使う

カビを除去した後の仕上げとして消臭剤を活用するのも有効です。

市販の消臭剤の中には、消臭と同時に抗菌・防カビ効果を持つタイプもあります。

これを部屋の隅や湿気がこもりやすい場所に置くことで、臭いを抑えながらカビの発生を防ぐことができます。

また、壁掛けタイプやジェルタイプなど、用途に応じて選ぶと効果が長持ちします。

臭いが再発する前に定期的に交換し、空気がよどまないように日常的な換気と併用することで、より清潔な環境を維持できます。

ハウクリ君

消臭剤だけに頼るのではなく、掃除や湿気対策と組み合わせることが大切です!

重曹や消臭シートで一時的に中和する

重曹には臭いを吸着する性質があり、手軽に使えるアイテムです。

布団やカーペットなどに軽く振りかけ、しばらく置いてから掃除機で吸い取ると、カビ臭の軽減に役立ちます。

特に玄関や押し入れなど風通しの悪い場所に重曹を置くと、湿気を吸い取り臭いを抑える効果があります。

また、市販の消臭シートや活性炭、シリカゲルを設置することで空気中の湿気を吸収し、臭いを抑えることも可能です。

こうしたアイテムは電気を使わずに維持できる点も魅力です。

ただし、これらは応急的な対処で根本的な原因除去にはつながらないため、定期的な交換と掃除が欠かせません。

熱湯を使ってカビを死滅させる

カビは高温に弱く、約60℃以上で死滅するとされています。

浴室など水回りにカビが発生した場合、熱湯をかけて洗い流すと効果的です。

特にタイルの目地や排水口周辺はカビが繁殖しやすいため、定期的に熱湯を使用すると発生を防ぎやすくなります。

キッチンや洗面所でも同様の方法が使えますが、素材によっては熱で変形する恐れがあるため注意が必要です。

ハウクリ君

熱湯をかけた後は自然乾燥させず、布やキッチンペーパーで水分を拭き取ることで再発防止に役立ちます!

アルコールをかけて死滅させる

アルコールもカビ対策に有効です。

70〜80%の濃度を持つアルコールをスプレーで直接吹きかけると、カビを効果的に殺菌できます。

素材を傷めにくく、人体にも比較的安全なので、壁紙や家具の表面などに使いやすいのが特徴です。

カビ取り後の仕上げや見えない部分の予防にもおすすめです。

特にエアコン周りやカーテンレールなど、湿気がこもりやすい箇所に定期的に使用すると効果的です。

掃除後に乾いた布で拭き取ることで、臭いもすっきりし、清潔感のある空間を保つことができます。

エアコンのフィルター掃除をする

部屋のカビ臭の原因がエアコンであるケースも多く見られます。

内部にホコリやカビがたまると、運転時に嫌な臭いを部屋中に広げてしまいます。

まずはフィルターを外して水洗いし、完全に乾かしてから戻すだけでも効果的です。

可能であれば内部クリーニングを専門業者に依頼するのも一つの方法です。

エアコン内部は湿気がこもりやすく、カビの温床になりやすいため、シーズン前後のメンテナンスが重要です。

定期的な掃除を心がけることで、冷暖房の効率が上がり、省エネにもつながります。

ハウクリ君

クリーニングを業者に依頼する目安は1年に1度程度です!

布製品は日光や陰干しで乾かす

カーテンや布団、クッションなどの布製品は湿気を吸いやすく、カビ臭の原因になりがちです。

特に梅雨時期や冬の結露が多い季節は、目に見えないカビが繊維の奥に潜んでいることも。

天気の良い日に外で干すのが理想ですが、難しい場合は日陰で風通しを良くしてしっかり乾燥させましょう。

乾燥機を使用するときは、熱による変形や縮みに注意が必要です。

洗えるものは洗濯後にしっかり乾かすことで臭いの除去が期待でき、柔軟剤を控えめにすることで湿気がこもりにくくなります。

ハウクリ君

干せないものには布用消臭スプレーを使用し、こまめに風を当てて湿気をためないようにすると、カビ臭の再発を防ぐ効果が高まります!

根本的な部屋のカビ臭を消す掃除&対策

掃除のためカバーの開けられたエアコン

部屋のカビ臭は、表面的な対応だけでは根本的に解決できないことも多いです。

原因となるカビや汚れを取り除き、再発を防ぐ環境づくりが大切になってきます。

【カビ臭を消す掃除&対策】
  • 安全な落とし方
  • 布製品の洗濯・乾燥のコツ
  • 壁・天井の軽度カビへの注意点
  • エアコンや換気扇の掃除

表面のカビの安全な落とし方

カビを掃除する際は、必ずゴム手袋とマスクを着用し、窓を開けて換気を十分に行いましょう。

小さなカビであれば、中性洗剤や重曹水を布に含ませて拭き取るだけで除去できることがあります。

漂白剤を使う場合は、必ず水で薄め、他の洗剤と混ぜないようにするのもポイントです。

作業後は、掃除した部分を完全に乾燥させることがカビの再発を防ぐ鍵です。

湿ったまま放置すると、すぐまたカビが生えてしまうことも。

ハウクリ君

重曹などの洗剤は使う場所・部品によっては、ダメージを与える可能性もあるので、使用前によく確認しておきましょう!

布製品の洗濯・乾燥のコツ

カーテンやラグ、布団カバーなどの布製品はカビ臭の発生源になりやすいです。

洗濯表示を確認し、許容範囲内で高温洗いを行うと、カビや菌の繁殖を効果的に抑えることができます。

乾燥機が使用できない・設置していない場合は、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

天日干しが難しい時は、除湿器やサーキュレーターを使って短時間で乾かすのが理想です。

乾燥不足は再びカビ臭を生む原因となるため、乾かす工程を丁寧に行うことが大切です。

壁・天井の軽度カビへの対処・注意点

壁や天井に発生した軽度のカビは、タオルやスポンジを使って優しく拭き取ることで改善できる場合があります。

中性洗剤を使用し、仕上げに乾いた布で水分を拭き取って完全に乾燥させましょう。

ただし、洗剤を使う場合は、塗装面が傷ついたり変色したりする恐れがあるため、目立たない場所で試してから行うことをおすすめします。

ハウクリ君

「カビが広範囲に広がっている」「壁の裏側まで浸透している」ような場合は、プロに任せるのが安全です!

エアコンや換気扇の掃除

エアコンや換気扇の内部にカビが発生すると、部屋全体にカビ臭が広がる原因になります。

自分でできる範囲は、フィルターを外してホコリを取り除く程度に留めましょう。

内部の分解や洗浄は、構造が複雑なため、素人が行うと誤って壊してしまう危険があります。

エアコンの内部洗浄や換気扇の奥のカビ除去は、専門業者に依頼するのが安全で確実です。

ハウクリ君

プロに依頼する内部の分解掃除は、年1回程度が目安です!

注意?カビ臭くなりがちな(なりやすい)場所

カビが発生している浴室の様子

部屋の中で特にカビ臭さが出やすいのは、湿気がこもりやすく、掃除や換気が行き届きにくい場所です。

特に次のような箇所は要注意です。

【カビ臭くなりがちな場所】
  • キッチン周り
  • 浴室・洗面所
  • 寝室
  • 和室
  • 押入れ・クローゼット
  • 玄関・下駄箱
  • 窓枠やベランダまわり
  • エアコンの吹き出し・フィルター

キッチン周り

食べ物のカスや油汚れが残っていると、カビだけでなく雑菌も繁殖しやすく、複合的な臭いの原因になります。

特にシンク下やコンロ背面のような通気の悪い箇所は、湿気と汚れが溜まりやすい環境です。

日常的な拭き掃除に加え、調理後には換気扇を回して湿気を逃がすことが重要です。

ハウクリ君

掃除の際には排水口やゴミ受けなど、見落としがちな部分も忘れずに掃除しましょう!

浴室・洗面所

水回りは常に湿度が高く、カビにとって最も居心地のよい環境です。

排水溝やタイルの目地、シーリング部分などはカビの温床になりやすく、放置すると浴室全体からカビ臭が広がりかねません。

入浴後は換気扇を長めに回し、壁や床の水滴をタオルで拭き取ると効果的です。

洗面所も濡れたタオルを掛けっぱなしにせず、しっかり乾かすことが大切です。

寝室

寝室は、一見乾燥しているように見えて実は湿気が溜まりやすい空間です。

布団やマットレスの下には汗や湿気がこもり、カビの温床になります。

特にベッド下の通気が悪い場合、気づかないうちにカビ臭が広がることも。

ハウクリ君

「週に一度は布団を干す」「マットレスを立てかけて風を通す」などで、湿気を逃がす習慣をつけましょう!

和室

畳の素材であるいぐさは湿気を吸いやすく、特に梅雨時期や冬の結露が多い季節はカビが発生しやすくなります。

畳の下に湿気がこもると、見えない部分でカビが繁殖し、部屋全体に臭いが広がってしまいます。

定期的に畳を上げて風を通すのが理想ですが、難しい場合は除湿機の使用も効果的です。

押入れ・クローゼット

押入れやクローゼットは、暗く湿気がこもりやすいため、カビの発生率が高い場所です。

特に布団や衣類を長期間収納していると、臭いが染みつき、取り出したときに強いカビ臭を感じることも。

定期的に扉を開けて空気を入れ替え、除湿剤を設置するとよいでしょう。

ハウクリ君

収納物を詰め込みすぎず、空気の通り道を確保することもポイントです!

玄関・下駄箱

玄関や下駄箱は、外から持ち込まれた湿気や汚れが溜まりやすく、カビ臭の発生源になりがちです。

雨で濡れた靴をそのまま放置すると、靴の中でカビが繁殖し、臭いがこもる原因になります。

使用後の靴は乾かしてから収納し、下駄箱の中にも小型の除湿剤を置くと効果的です。

定期的な掃除と換気を心がけ、玄関全体を清潔に保ちましょう。

窓枠やベランダまわり

窓周辺は、結露や外気の温度差で湿気が発生しやすい場所です。

サッシの溝やゴムパッキン部分にカビが付着すると、開閉のたびに不快な臭いが広がることがあります。

朝晩の結露を放置せず、乾いた布で拭き取る習慣をつけると、カビの発生を抑えられます。

ハウクリ君

特に冬場は、窓を少し開けて空気の循環を意識すると効果的です!

エアコンの吹き出し・フィルター

エアコンの内部は湿気がこもりやすく、放置するとカビが繁殖して部屋全体にカビ臭を拡散させてしまいます。

冷房や除湿運転の後は内部の結露を乾かすために送風運転を行うとよいでしょう。

フィルターは2週間に一度を目安に掃除し、カビの栄養源となるホコリを取り除くことが重要です。

内部の清掃が難しい場合は、専門のハウスクリーニングを利用すると安全かつ効果的です。

日常でできる部屋のカビ臭さを防ぐための予防法

稼働しているキッチンに設置された換気扇

カビ対策は【湿気をためない】【汚れを残さない】【空気を動かす】の3つが基本です。

毎日のちょっとした工夫で、カビ臭さのない快適な空間を作れます。

ここでは、日常の中で実践できる具体的な予防法についてご紹介していきます。

【カビ臭さを防ぐ予防法】
  • 湿度管理をする
  • 換気をルーティン化する
  • 結露対策も忘れない
  • エアコンや換気扇を定期的に掃除する
  • 家具や家電の裏に風を通す
  • 洗濯物や収納方法も工夫する
  • 季節ごとの点検も重要
  • ハウスクリーニングを依頼する

湿度管理をする

室内湿度は、概ね50%以下を目安に保つとカビが発生しにくくなります。

除湿器やエアコンの除湿機能をうまく活用し、梅雨時や雨の日は特に気をつけてください。

湿度計を設置して数値を確認する習慣をつけると、体感では気づかない湿気の溜まりを防げます。

ハウクリ君

湿度が高い場所(洗面所・脱衣所・押入れなど)は、特に重点的に管理するのが効果的です!

換気をルーティン化する

「毎日朝晩に短時間でも窓を開ける」「調理や入浴時には強めに換気する」など、換気の習慣をつけるのも効果的です。

換気扇を同時に使うことで、湿気を効率的に排出できます。

窓が開けられない場合は機械換気(換気扇・24時間換気システムなど)を活用し、空気を常に循環させましょう。

ハウクリ君

部屋ごとの換気経路を意識して、空気が滞る場所をなくすのもポイントです!

結露対策も忘れない

カビを防ぐには結露対策も重要です。

結露を放置すると、カーテンや窓枠にカビが広がる原因になります。

窓のサッシにつける結露防止テープや窓ガラスに貼る断熱シートを使うと、温度差による結露を抑えられます。

毎朝の拭き取りや、夜間に除湿機を併用するのも効果的です。

エアコンや換気扇を定期的に掃除する

エアコンや換気扇の内部にホコリがたまると、カビ繁殖の温床になります。

フィルターは2週間〜1ヶ月に1回程度の掃除を目安にし、汚れが気になる場合は早めに対応しましょう。

特に冷房使用後は内部が湿ってカビが発生しやすいため、使用後に送風で内部乾燥するのがおすすめします。

換気扇のフィルターも定期的に取り外して洗うと、清潔さを保てます。

家具や家電の裏に風を通す

壁と家具の間に数センチのすき間を作るだけでも、湿気がこもりにくくなります。

特にタンスや冷蔵庫など大型の家具・家電の裏は風が通りにくいため注意が必要です。

年に数回は家具を少し動かして、裏の掃除と風通しを確保すると良いでしょう。

ハウクリ君

空気の通り道を意識して配置を見直すことが、カビ防止の第一歩です!

洗濯物や収納方法も工夫する

室内干しは便利ですが、濡れた衣類を放置すると湿気の源になりかねません。

可能であれば外干しや浴室乾燥、除湿器、サーキュレーターなどを併用してしっかり乾かしましょう。

衣類は完全に乾いてから収納し、押入れやクローゼットは時々開けて空気を入れ替えることが大切です。

長期保管前には収納内の除湿剤を交換するなど、湿気対策を徹底しましょう。

季節ごとの点検も重要

梅雨や冬は室内が湿りやすいため、シーズン前後に重点的なチェック・掃除を行いましょう。

窓枠やクローゼット、エアコンフィルターなどは季節ごとに点検することで、カビの初期段階を見逃さずに済みます。

小さな汚れや湿り気を見つけたら、放置せずに早めに拭き取ることも重要です。

定期的な点検が、快適な住環境を守る習慣につながります。

ハウスクリーニングを依頼する

自分で掃除しても臭いが取れない場合、内部にカビが広がっている可能性があります。

プロのハウスクリーニング業者なら、エアコン内部の見えない部分までしっかり除去し、再発防止の処理も行ってくれます。

特に長年使っている住宅や、湿気がこもりやすい構造の部屋では、専門業者への依頼が有効です。

定期的にプロの手を入れることで、安心して清潔な環境を保てます。

ハウクリ君

「部屋を丸ごと全部」でなくても、「〇〇の部分を重点的に」なども行えるので、業者に相談してみましょう!

特にこんな時は!プロに頼むべき目安

キッチンの掃除をする作業着姿の男性

自己対応で改善しない場合や、健康・安全に関わる問題があるときは、専門家に依頼するのが安心で確実です。

プロの業者は、経験や知識、専用の機器を使って原因を特定し、建材や環境に合った処理を行ってくれます。

【プロに依頼する目安】
  • 臭いが広範囲・長期間消えない
  • 広範囲・内部へのカビの疑いがある
  • 家族に健康被害が出ている

臭いが広範囲・長期間消えない

「掃除や換気を行っても1週間以上臭いが続く」「複数の部屋に広がっている」場合は、壁や床下など見えない場所にカビが広がっている可能性があります。

こうしたケースは専門の調査と処理が必要です。

専門業者は専用の検査機器や除菌剤を用いて、原因を的確に突き止め、再発を防ぐ処理を行います。

早めに相談すれば、被害の拡大を防ぐことができるでしょう。

広範囲・内部へのカビの疑いがある

「壁紙の広範囲にカビが見える」「床下・天井裏にカビの臭いが漂う」場合は、内部まで浸食されている恐れがあります。

このような場合、表面的な掃除では改善できません。

専門家は赤外線や湿度測定器を使って、建材内部の状態を調査し、必要に応じて防カビ塗装や補修を行います。

ハウクリ君

自力で無理に掃除をすると、素材を傷めてしまうこともあるため注意が必要です!

家族に健康被害が出ている

家族に咳・鼻炎・皮膚炎などの症状が出ていて、カビ臭が原因と思われる場合は、早急な対応が求められます。

カビ由来の空気汚染は見た目以上に深刻で、高齢者などの免疫の弱い人や子どもには特に影響が出やすいです。

プロのクリーニングによって原因を除去し、清潔な空気を取り戻すことが健康維持につながります。

業者を選ぶ際のポイント

業者に依頼する場合は、複数社に見積もりを依頼し、料金だけでなく「対応範囲」「保証内容」「実績」「口コミ」を比較することが大切です。

信頼できる業者は、作業前に原因調査の方法や費用の内訳をきちんと出してくれます。

過剰な追加料金を避けるためにも、事前説明がしっかりしている業者を選びましょう。

ハウクリ君

必要であれば、ネット上だけでなく、自治体の相談窓口や消費者センターに問い合わせる方法も!

おわりに

部屋のカビ臭さは、放置すればするほど悪化し、健康や住まいに悪影響を与えます。

しかし、原因を見極めてきちんと対策すれば、短期間で改善できるケースも少なくありません。

普段から換気と掃除を心がけるだけで、カビ臭さの発生を防げるケースも多くあります。

特に、季節の変わり目や雨の多い時期は、湿気が溜まりやすいため注意が必要です。

カビの臭いは一度染みつくと除去が難しく、家具や衣類にまで影響を及ぼすことも。

自力での掃除では改善しにくい場合は、ハウスクリーニングのプロに相談しましょう。

専門家による掃除なら、見えない箇所のカビも徹底的に除去し、清潔で快適な空間を取り戻すことができます!

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