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換気扇からの嫌な臭いの原因と対処法!放置のリスクや予防方法もご紹介!

換気扇からの臭いについて書いた記事のアイキャッチ画像
★この記事からわかること!
  • 換気扇からの嫌な臭いの原因
  • 嫌な臭いを放置する悪影響
  • 換気扇の臭いへの対処法
  • 家庭でできる換気扇掃除の手順
  • 掃除後も臭いが改善しない時の対処法

普段の料理中「換気扇を使うとなんか臭い、、、」と感じる方もいるのではないでしょうか。

日常的に油や煙を吸っている換気扇には汚れやほこりが溜まりやすく、稼働中はもちろん、停止中ですら嫌な臭いを感じることもあります。

また、お住まいの環境によっては、『換気扇以外』『自宅以外』の理由が原因で嫌な臭いを感じることも。

そこでこの記事では、換気扇(レンジフード)から嫌な臭いがする原因から対処法、なかなか解決しない場合の対策などについて解説していきます。

ハウクリ研究所の横田

私は【ハウクリ研究所】の横田です!
ハウスクリーニング業者で約6年以上勤務していた業務経験を活かし、ハウスクリーニング・換気扇(レンジフード)に関する基礎知識や疑問、不安などを解決していける記事を執筆していきます!

目次

換気扇(レンジフード)から嫌な臭いがする主な原因7選

部屋の異臭から鼻を抑える若い女性

換気扇から漂う嫌な臭いは、日々の生活の快適さを損なうだけでなく、放置すると健康や衛生面にも悪影響を与えることがあります。

臭いの原因を正しく理解すれば、無駄な対策や掃除を避け、効率的に問題を解決できるでしょう。

まずは、特に多い換気扇の臭いの原因を詳しく解説し、注意すべきポイントも合わせてご紹介していきます。

【換気扇の嫌な臭いの原因】
  • 油汚れの蓄積
  • カビや雑菌の繁殖
  • 排水口やシンク周りの汚れ
  • タバコの臭い
  • 隣人や上階からの臭い逆流
  • トイレや浴室の換気が混ざる
  • 外部からの臭いの侵入

油汚れの蓄積

キッチンでの調理中に発生する油分は、換気扇のファンやフィルターに付着して徐々に酸化し、酸っぱい嫌な臭いを放ちます。

油汚れは放置すると固着し、通常の洗剤では落としにくくなってしまいます。

さらに、油汚れにホコリや食べカスが絡むと、より強烈な臭いの元になることも。

ハウクリ君

内部やファンの羽根、フィルターの清掃を怠らず、少なくとも数ヶ月に一度は徹底的に掃除することが大切です!

カビや雑菌の繁殖

梅雨や夏場など、湿度が高く油汚れがある環境は、カビや雑菌の温床になります。

カビの発する臭いは独特で、不快感に加えて、人によってはアレルギーや呼吸器系のトラブルの原因になることもあるでしょう。

パッと見はきれいな換気扇でも、羽根の裏やダクト内部に汚れやカビが潜んでいる場合も。

定期的に内部の状態を確認し、必要に応じてプロによるクリーニングを利用するのも効果的です。

排水口やシンク周りの汚れ

「換気扇から嫌な臭いがする」場合、実は原因が他の箇所にあるケースも多いです。

換気扇は稼働時に室内の空気を強く吸い上げるため、シンクの排水口や床下から立ち上る臭いが気流に乗ってキッチン内に戻ってくることがあります。

このケースでは、換気扇が直接の原因ではなく、周囲の水回り設備や構造的な環境が臭いの発生源になっています。

特に排水口の奥にたまったヌメリやバクテリア、また、見えない配管の汚れは臭いが非常に強く、日常的な簡易掃除だけでは防げない場合もあります。

ハウクリ君

定期的に排水口専用の洗浄剤や熱湯を使ったケア、プロの掃除などを行い、衛生的な状態を維持することが重要です!

タバコの臭い

喫煙習慣があるご家庭では、タバコのヤニやタールが換気扇やその周囲の壁面、天井などに広く付着し、換気扇を運転させるたびにこびりついた臭いが空気中に拡散します。

ヤニは油汚れ以上にしつこく、時間が経つほど硬化し、一般的な中性洗剤ではほとんど落ちません。

長期間放置すると素材の奥まで染み込み、色素沈着や変色の原因となり、完全に除去することが非常に困難になることも。

ハウクリ君

喫煙者が家にいる場合には、「屋外で吸う(吸ってもらう)」「換気扇に使い捨てフィルターを貼る」などの対策が必要です!

隣人や上階からの臭い逆流

マンションやアパートなどの集合住宅では、排気ダクトが複数の部屋で共有されている場合があります。

その構造上、隣や上階の部屋で発生した料理の匂いやタバコの煙が換気扇を通じて自室に逆流してくることも。

特に台風などの強風時や室内外の気圧差が大きい時に起こりやすく、臭いがキッチンに広がる原因になります。

こうしたケースでは完全な臭いの防止は難しいものの、逆流防止弁の設置やダクト内の清掃、換気経路の改善などである程度は軽減することもあります。

トイレや浴室の換気が混ざる

建物の構造によっては、キッチンとトイレ・浴室の換気が一つのダクトでつながっていることがあります。

この場合、下水のような臭いや湿気がキッチンに逆流してくることも。

これも構造上の問題のため、管理会社や建物のオーナーに相談し、必要に応じて改修を検討する必要があるかもしれません。

ハウクリ君

特に築年数が経っている物件では、ダクトからの臭いの逆流のトラブルは起こりがちです!

外部からの臭いの侵入

建物外の排気口付近にゴミ置き場や飲食店の排気口があると、その臭いが換気扇を通じて室内に侵入してしまうこともあります。

特に風向きや気圧差によっては、想像以上に強く臭いが入り込む場合も。

屋外の環境改善が難しい場合には、「換気扇に脱臭フィルターや外部カバーを追加する」「排気口周辺の清掃や密閉性の向上を図る」ことで臭いの侵入を軽減できるでしょう。

換気扇の嫌な臭いの放置するとどうなる?悪影響は?

部屋で体調を崩している若い女性

換気扇からの臭いを放置すると、単に「臭い!」だけでは済まないこともあります。

ここでは、換気扇の嫌な臭いの放置の影響についてご紹介していきます。

【臭い放置の悪影響】
  • 健康面・衛生面でのリスク
  • 機器の故障や火災のリスクも
  • 家全体への臭いの拡散

健康面・衛生面でのリスク

換気扇内部にたまった油汚れや湿気は、カビや雑菌の温床になります。

これらは、アレルギー症状や呼吸器系の不調を引き起こす可能性があります。

特に、高齢者や免疫力の低下している人にとっては、日常的に悪影響を受けやすい環境になる恐れも。

ハウクリ君

換気扇は空気循環に大きく関わるため、”衛生管理を怠ると住環境全体の質が下がる”点には注意しましょう!

機器の故障や火災のリスクも

油汚れが長期間たまると、モーターや配線部分にまで浸透し、過熱や故障を招くことがあります。

放置を続けることで、可動部の固着や電気系統のショートが起こることもあり、最悪の場合は火災に至る可能性も。

日常的なチェックや数か月ごとの清掃を行うことで、こうした重大なリスクを大幅に減らせます。

家全体への臭いの拡散

キッチンで発生した臭いは、換気扇を通して外へ排出されるのが理想です。

ですが、換気扇自体が汚れていると、臭いの元が内部に残り、稼働のたびに部屋中へ広がります。

結果として、家の間取りによってはリビングや寝室まで不快な臭いが移ってしまうこともあります。

ハウクリ君

来客時や在宅勤務中にこれが起こると、家の印象や集中力などにも影響するため、なるべく早いの改善が必要です!

30分で!?換気扇の臭いへの対処法【応急処置編】

キッチンの排水溝を掃除している女性

料理中や換気扇を回した時に、ふと鼻につく嫌な臭い。

ここでは、専門的な分解や工具を使わずに、短時間でご家庭でもできる応急処置方法についてご紹介していきます。

【臭いへの対処法】
  • 換気扇フィルターの掃除
  • 排水口やシンクの掃除
  • 隙間風や密閉性のチェック

換気扇フィルターの掃除

まずは換気扇フィルターの掃除から取り掛かりましょう。

取り外し可能であれば、フィルターとファンをぬるま湯に中性洗剤を溶かした液でつけ置きします(場合によっては重曹やセスキなどのを使うのも可)。

油汚れが柔らかくなったら、布やスポンジで優しくこすり落としてください(強く擦るのはNG)。

掃除前には必ず取り扱い説明書を確認し、無理な分解は避けることが必須です。

清掃後は、換気扇をしばらく回して内部を十分に乾燥させることで、カビの再発を防げます。

ハウクリ君

掃除後も臭いが残る場合は、より本格的な分解掃除や専門業者への依頼を検討しましょう!

排水口やシンクの掃除

意外と見落としがちなのが、シンク周りからの臭いです。

特に排水口やゴミ受けには、油や食べカスが蓄積してヘドロやカビが発生しやすくなっています。

「排水口専用の洗浄剤」「重曹+クエン酸を組み合わせたもの」で洗浄すれば効果的です。

換気扇を回したときに臭いが強くなる場所を特定するために、掃除前後で臭いの変化を確認するのもおすすめです。

隙間風や密閉性のチェック

【嫌な臭いの原因】部分でもご紹介しましたが、臭いの原因が必ずしも換気扇内部・室内にあるとは限りません。

マンションや集合住宅の場合、建物の機密性が低いと外気が入り込み、近隣の料理の臭いや排気の匂いが室内に流れ込むことがあります。

まずは窓やドアをしっかり閉め、必要に応じて隙間にテープを貼って密閉性を高めてみるのも良いでしょう。

ハウクリ君

わずかな隙間風を防ぐだけでも、臭いの侵入が軽減するケースもあります!

家庭でもできる換気扇(レンジフード)の掃除手順

家庭での換気扇掃除の様子

換気扇の臭いを放置すると、キッチン全体や他の部屋にまで広がることもあり、快適な生活環境を損なう原因になる恐れも。

定期的な掃除で嫌な臭いを未然に防ぐことが可能ですが、作業の安全性と効率を高めるためには手順を正しく守ることが欠かせません。

ここでは、初心者の方でも取り組みやすい、ご家庭向けの掃除方法を解説していきます。

【家庭での換気扇掃除の手順】
  • 準備&安全確認
  • 分解〜つけ置き
  • 洗浄〜擦り洗い
  • 掃除の際の注意点

準備&安全確認

掃除を始める前には必ずレンジフードの電源を切り、感電防止のためキッチンのブレーカーを落とすことをおすすめします。

ガスコンロを併用している場合は、ガス漏れを防ぐためにも元栓を閉めましょう。

作業中は油や洗剤が飛び散ることも多いため、コンロ周りや床には養生シートや新聞紙を敷き、家具や壁を汚れから守ります。

ハウクリ君

意外と忘れですが、洗剤や油汚れは手にダメージを与えることもあるため、ゴム手袋の着用も必須です!

分解〜つけ置き

換気扇フィルターやファン、油受けなど、手で外せる部品を順番に取り外していきます。

外した部品は、ぬるま湯に重曹や中性洗剤を溶かした液を用意し、30分〜1時間程度つけ置きします。

油汚れは温度が高いほど柔らかくなるため、ぬるま湯を使うことで効果的に汚れが浮き上がります。

この工程を丁寧に行うことで、後の擦り洗いの負担を大幅に減らすことができます。

ハウクリ君

「熱湯を使えば良いのでは?」と考える方もいますが、熱湯はフィルターなどにダメージを与えることがあるため、40℃ほどのぬるま湯がベストです!

洗浄〜擦り洗い

つけ置き後は、柔らかい布やブラシで優しく擦り、汚れを落とします。

力を入れすぎると「部品を変形する」「塗装が剥がれる」「コーティングを傷つける」などの恐れがあるため、少しずつ丁寧に作業していきましょう。

特にファンの羽根や細かい溝は汚れが溜まりやすいので、見落とさずに掃除していくのもポイント。

洗浄後はしっかりと水分を拭き取り、完全に乾かしてから元に戻します。

ハウクリ君

乾燥が不十分な状態で換気扇に戻すと、カビなどの発生原因になるので注意が必要です!

掃除の際の注意点

フィルターやファンなど、部品の材質に適した洗剤を選ぶことは非常に重要です。

酸性の油汚れには、アルカリ性の洗剤がベストです。

しかし、アルミやステンレス製の場合、強アルカリ性や研磨剤入りの洗剤を使用すると表面を傷める可能性があります。

プラスチック部品は高温や強い薬剤で変形しやすいため、換気扇の掃除には中性洗剤を選ぶと良いでしょう。

また、モーターや配線部分は水分に弱く、故障の原因にもなるので注意です。

掃除前には必ず取扱説明書を確認し、メーカーが推奨していない方法は避けることが大切です。

ハウクリ君

「自分で掃除するのは不安」という場合は、迷わずにプロのクリーニング業者に依頼するのがおすすめです!

換気扇掃除しても臭いが改善しない時の対処法

換気扇掃除をするハウスクリーニング業者の女性

上では、換気扇を自宅で掃除する方法についてご紹介しました。

しかし、丁寧に掃除しても臭いが取れないこともゼロではありません。

その場合、原因は換気扇本体の奥やダクト部分、または部品そのものの経年劣化にあることが多いです。

こうした場合は、ご自分での対応には限界があり、専門的な手段を検討する必要も出てきます。

【臭いが改善しない時の対処法】
  • クリーニングを業者に依頼
  • 状況によっては換気扇ファンを交換
  • 賃貸物件なら管理会社に相談

換気扇のクリーニングを業者に依頼する

家庭用の掃除では届かない内部の奥やダクトにこびりついた油やホコリは、時間が経つほど固着して落としにくくなります。

その点、ハウスクリーニング業者は専用の洗浄剤や機材を用いて内部まで徹底的に洗浄してくれます。

施工後は換気効率が改善され、臭いの再発防止にもつながります。

ハウクリ君

多少の費用はかかりますが、年に一度程度のプロ清掃は長期的に見ればコストパフォーマンスが高い方法です!

状況によっては換気扇ファンを交換する

使用年数が10年以上経過している換気扇の場合、油汚れが金属やプラスチックに染み込み、掃除だけでは完全に臭いを取るのが難しいこともあります。

特にファンは常に回転しており、摩耗やバランスのズレによって性能が低下しやすい部分です。

そうした場合は、新しいファンに交換することで臭いの改善だけでなく、換気能力や消費電力の面でもメリットがあります。

賃貸物件なら管理会社に相談する

賃貸物件では、自分で大規模な分解や部品交換を行うことは契約上制限されている場合もあります。

そのため、簡単な掃除を行っても臭いが取れない場合や部品交換が必要だと感じた場合は、まず管理会社や大家さんに相談することが大切です。

経年劣化や設備の不具合であれば、相手持ちになり、無償で修理や交換をしてもらえる可能性もあります。

ハウクリ君

「対策をしても臭いが改善しない!」という部分を強調することで、スピード感のある対応をしてもらえることも!

換気扇(レンジフード)からの臭いを予防する方法

換気扇の簡単掃除をする女性

換気扇の臭いは、日常の使い方と定期的なメンテナンスで大きく防ぐことができます。

日々の習慣と簡単な工夫を組み合わせることで、長く快適なキッチン環境を保てるようにしましょう。

【臭いを予防する方法】
  • こまめに掃除する
  • 使い捨てのフィルターやシートを活用
  • 調理中・後の換気を習慣化する
  • 排水口や周辺の定期的な掃除

こまめに掃除する

換気扇は汚れが蓄積すると嫌な臭いの原因になります。

特に油汚れは放置すると酸化して強い臭気を放つため、「使用頻度が高い場合は1〜2ヶ月に1回」、「通常の使用であれば3ヶ月に1回」を目安にフィルターや外装の掃除をすると良いでしょう。

掃除の予定をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと忘れにくく、習慣化しやすくなります。

ハウクリ君

日々の軽い拭き掃除と組み合わせれば、臭いの発生をかなり抑えられます!

使い捨てのフィルターやシートを活用する

換気扇(レンジフード)用の使い捨てフィルターなどを貼るのもおすすめです。

このフィルターは、メッシュやガラス繊維でできているため、油やホコリはもちろん、花粉やダニなどを抑える効果も持っています。

貼るためには初期コストはかかりますが、掃除回数や手間を減らせ、汚れたら取り替えるだけなので労力の節約にもつながります。

フィルター・シートを選ぶ際は、機種に合ったサイズや耐熱性を必ず確認しましょう。

特に揚げ物や炒め物をよく作るご家庭では、導入の効果を実感しやすい方法です。

ハウクリ君

フィルターを定期的に取り替えないと、汚れがつまり「換気効率のダウン&電気代の増加」につながる点には注意が必要です!

調理中・後の換気を習慣化する

調理中は換気扇を強めに回して油や臭気をしっかり外へ排出し、調理後も5〜10分ほど運転を続けると効果的です。

特にニンニクや魚、揚げ物など強い臭いを発する料理では、換気の強さと時間を意識することで臭いの蓄積を大きく抑えられます。

この習慣は掃除の回数を減らすだけでなく、キッチン全体の空気を常に清潔に保つ助けにもなります。

排水口や周辺の定期的な掃除

キッチンの嫌な臭いは必ずしも換気扇だけが原因ではありません。

先ほどもご紹介したように、排水口の汚れやヌメリが臭いの発生源となり、換気によって部屋全体に広がることも。

シンクやコンロ周辺をこまめに清掃し、年に一度はダクトや屋外フードの点検・清掃を専門業者に依頼するとより安心です。

ハウクリ君

換気扇と周辺環境を同時に管理することで、臭いへの根本の対策につながります!

換気扇(レンジフード)の寿命や交換目安

キッチンに設置された新しい換気扇

換気扇は毎日の調理で油や煙を吸い込み、汚れや臭いが蓄積されるため、適切な掃除を続けていても部品の劣化や性能低下は避けられません。

換気扇を長く快適に使うためには、寿命や交換のタイミングを知っておくことも大切になってきます。

一般的な寿命

レンジフードの寿命は一般的に10〜15年が目安とされています。

ただし、使用頻度や掃除の習慣によって差が生じることはあります。

例えば、毎日調理するご家庭では油の付着や部品の摩耗が早まり、寿命が短くなることも。

反対に10年を過ぎても全く問題なく使える場合もあります。

ハウクリ君

「臭いが残る」「異音が増える」などの症状が現れたら交換を検討するサインかもしれません!

交換した方が良いサイン

「換気扇が異音を発するようになった」「しっかり掃除しても臭いが消えない」「風量が極端に落ちている」といった症状は、内部部品が寿命に近づいているサインです。

このような状態では、無理に使い続けるよりも交換した方が効率的でしょう。

最新機種ならメンテナンスのしやすさや省エネ性能が向上しているため、日常の手入れもより簡単になります。

業者に頼むべきタイミング

「自分での掃除や簡単なメンテナンスでは臭いが改善しない」「内部の点検が必要」な場合は、プロの業者に依頼するのが安全です。

特にレンジフードは高所に設置されているため、素人では分解や部品交換に危険が伴います。

また、交換や大掛かりな修理の際は、業者や機種によって費用が異なることも少なくありません。

ハウクリ君

複数社からの見積もりを比較することで、納得のいく選択がしやすくなります!

キッチン以外の換気扇の臭いについて(浴室・トイレ・24時間換気)

汚れがついている浴室の換気扇

家の中にはレンジフード以外にも、臭いの発生源となる換気扇があります。

それぞれの場所によって臭いの原因や対処法も違うため、日常的に注意しておくことが大切です。

ここでは【浴室】【トイレ】【24時間換気システム】の3つに分けて解説していきます。

浴室の換気扇

浴室は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。

換気扇のフィルターや内部のファンにカビが付着すると、入浴後の湿った空気によりカビ臭が強くなることも多いです。

特に長期間掃除をしていない場合は、換気効率も下がり、湿気が抜けにくくなってさらにカビの繁殖を助長してしまいます。

ハウクリ君

日常的に換気をしっかり行い、最低でも3か月に一度程度は換気扇内部を点検・清掃することで、臭いの発生を防ぐことができます!

トイレの換気扇

トイレの嫌な臭いは、主に排気経路の汚れや換気不足が原因のことが多いです。

換気扇の風量が低下すると、空気がこもってアンモニア臭やこびりついた汚れの臭いが残りやすくなります。

フィルターや内部の羽根にほこりが溜まることで換気効率が落ち、悪臭が室内に滞留してしまうのです。

「定期的にフィルターを取り外して掃除する」のはもちろん、換気扇本体の奥まで掃除することで、臭いの改善が期待できます。

ハウクリ君

浴室・トイレの換気扇についても、プロのクリーニング業者なら奥まできれいにしてくれます!

24時間換気システム

24時間換気システムは、家全体の空気を循環させる役割を持つ、重要な設備です。

ですが、フィルターやダクトが汚れると、家中に臭いが広がる原因になることも。

特にキッチンや水回りの臭いがダクト内に入り込むと、各部屋に不快な臭気が送られてしまうことがあります。

ハウクリ君

数か月〜1年を目安にフィルターの交換やダクト清掃を行うことで、快適な空気環境を維持できます!

おわりに

キッチンにいる際などに、「換気扇をつけると嫌な臭いを感じる」という経験をしている方は、換気扇フィルターや内部が油・ほこりなどが汚れている可能性があります。

換気扇からの嫌な臭いを放置すると、住まいの快適さを大きく損なうだけでなく、長期的には健康面にも悪影響を与える可能性も心配です。

キッチンはもちろん、浴室やトイレといった部分の換気扇についても、定期的な点検や掃除を行うことで嫌な臭いの発生を抑えることができます。

こうした換気扇掃除は自分で行うこともできますが、より効率的に・効果的に清潔にしたい場合には、プロのクリーニング業者に依頼することがベストです。

換気扇へのこまめなメンテナンスを続けることで、家全体の空気環境を清潔かつ、快適に保つことができるでしょう!

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